先日、ちょっと「お出かけ」で、四国の西南部へ行ってみました。
高松に住んでいると高知の須崎から西、愛媛の八幡浜から南は「遠い」。
よほど「気が向かない」と行く気がしないのですが、先日の「剣山」の感動がまだ尾を引いているのでした。
しかも、なんか今「奥四万十博」というのもやってるらしいし・・・。
←「絶滅してはいない!」はずの日本カワウソの「しんじょう君」。
頭にかぶっているのは須崎名物「釜上げラーメン」らしいです。
チクワとエビのコラボが生臭いというか癖があって、たぶん日本一あか抜けしないラーメンですね。
8時10分に家を出て高松ICから須崎ICまで直行。
そのまま、梼原の「雲の上のホテル」までグイグイ登っていきます。
高松からちょうど200キロ。
11時着。
高松はまあまあ晴れていたのに、ここは霧雨でした。
しかも16℃と寒い~。
半袖で来たことを激しく後悔です。
「雲の上のホテル」。
かっこいいし、なんて素敵な名前なんでしょう。
設計は隈健吾さんで、見た感じたぶん築後20年くらいです。
田舎に忽然と現れたこ洒落たモダンな建物ですが、残念なことに傷みまくり。
高度は540mくらいらしい。
森の中で湿気が多いのか、外壁、向こうに見えるステージ、水盤など、とにかく地元の?「杉」がダメ。
塗装面を見ると、日頃のメンテナンスもあまりしているように見えない。
早くいくらかかけて少なくとも外部は改修しないと朽ち果てていきそう。
昼になったので、レストランでお食事。
これは茶そばと何かのセット。
大変美味しゅうございました。
お勧めの「手作りチーズケーキ」も買った。
食べてみたら「チーズケーキ」と言うより、ほぼ「チーズ」じゃないかというものでした。
美味しかったですよ。
ところで、須崎の道の駅に寄った際、この「奥四万十博」でスタンプラリーをやっているのでいかがですか?と勧められたので、よく内容を見るとめちゃくちゃマニアックでついて行けない。
面白そうだけど、とんでもなく広範囲かつマイナーな道で、地元の人じゃないと地理的にも時間的にも無理っぽい高難度の企画で、これはスルーすることにしました。
けど須崎の道の駅の人は極めて新設だし、パンフレットとか地図とか非常に手が込んでいてかつ見やすくさすが「高知県」。
香川も是非見習って欲しい。
でも「視察」とか言って押しかけて迷惑をかけないでね。(とんでも系がけっこう多いらしいけど・・・。)
最初、この後、温泉にでも入って来た道を戻って、久礼でチリメンジャコでも買って帰ろうかと思っていたけど、たまたまこの日、久礼で「かつお祭り」というのをやっていて高速も西へ行く車で珍しく混んでいたので西へ出ることにしました。
ここで初めて知ったのだけど、梼原からは松山、大洲、八幡浜、宇和島といろんな所に行けるのね。
そこで、とりあえず道の駅とかに寄りながら八幡浜に出て、海沿いを走り下灘駅から海を見て伊予ICから松山道で帰ってきました。
帰ったら7時で、走行距離は499.4キロ。
東京駅から大阪駅までがちょうど500キロなので、四国も端まで行くと結構走ってる。