雑賀工務店|香川県高松市を拠点に店舗や公共事業の建築・施工、不動産物件・土地探しからリフォームまでトータルにお手伝いさせて頂きます。

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感銘を受けたこと。
2016-03-14
今やっている学校で、柱に付いている「木製の廻縁」のようなものを斫って除去することになりました。

2016_03140008コンクリートに半ば埋まっていて、あまり「良い道具」を使うのはもったいないので、近くのホームセンターで「DIY用のノミ」を買ってきた。

安いのでグラインダーの跡もそのままの非常にザッとしたものです。

データを見ると「硬さ」だけはあるみたい。

とりあえず「使う」のには、これで十分。

2016_03140009苦労して邪魔になる部分を斫って取り除いたところ。

自分の腕を棚に上げて言うのもなんだけど、やっぱり、あんまり切れない。

切るというよりむしり取っている感じ゛。

最初に材を付けた上にモルタルを塗りかけてきたらしく、けっこう柱に埋まっていて苦労しました。

さてDSC_1972これが、僕の「持っている」鑿。

父が生前大事にしていたもので柄が黒檀らしく、僕には分不相応なものです。

(もっとも今は、電動ツールが結構高価なので、相対的には割と安価)

刃先は今は亡き父が40年近く前に研いだまま。

その後何回か使っているけど切れ味は当時のままです。

鋭いエッジといい、ガンガン叩き込んでも全く切れ味の変わらない剃刀並の刃先といい、研ぎも素晴らしい。

逆に、僕が下手に研ぐと間違いなく刃先が丸まってしまうので手を出さないことにしております。

いつか、まともに使われるのを待っているのかなあ。

息子の僕が言うのもなんですが父は天才肌の大工だったので、どういう感じで使っていたんだろう・・・と思うとなんか感銘を受けます。







 
 
斉藤茂太さんの言葉。
2016-03-12
日曜日の午前8時50分から、Eテレで医師で作家の斉藤茂太さんの言葉というのをやってます。

歌人の斉藤茂吉の息子で作家の北杜夫さんのお兄さんです・・・だったような。

短い時間なんですが、心にしみるいい番組です。

ある日のその番組で、病院経営がどうしようもなく苦しかったり、いろいろ悩みがあってとても眠れない時でも、好きな飛行機の本などを読んでいると不思議に落ち着くものだ・・・みたいなことをおっしゃってました。

人生には何かすごく好きな物があると救われるというお話でした。

2016_03090002「あっ、僕と同じや。」などというと大変おこがましいのですが、僕もこんなのを愛読しております。

ナツメ社「船のメカニズム」。

他船のをもう一冊と飛行機のを一冊。

近々、もう一冊買う予定。(また新しい版を見つけたので)

明日の段取りとか、見積もりとか発注とか考えていると、なんせチキンなものでなかなか眠れなくなるのですが、こういう大好きな船とか飛行機の本をちょっと読むだけで心が落ち着いてくるのです。

小説とはまた違った良さがありますね。

同じ「好き」でもバイクの「サービスマニュアル」はダメ。

なぜならすぐ起き上がって触りたくなるからです。

 
 
大地に縛り付けること。
2016-03-11
いま高松某所にて鉄骨造の建物を建てております。

今は基礎工事中。

2016_03110012写真はアンカーボルトをセットしたところです。

太さ30mmのが、ここは4本。

ここにコンクリートを流し込んで3.5トンくらいの基礎ができます。

これが10ヶ所。

それを長い地中梁でつないでチカラを分散させる訳です。

ざっとした監督だと「田植え」と言ってこの太いアンカーボルトを「コンクリート打設時」に突っ込む人がいます。

当然鉄筋が邪魔してまともに入りません。

むちやくちゃですね。 

2016_03110043鉄筋が19mmとなっているのでガスで溶かして圧接します。

強力なバナーで炙って溶かしつつ油圧でギチギチ寄せていくのですが、鮮やか。

ものの3~4分で仕上げていきます。

このあと各接合部を全数超音波検査しました。

こうやって地味でかつ緻密な作業で、建物は大地にしっかりと縛り付けられているのです。







 
 
京都の町屋の「アレ」。
2016-03-10
京都の町屋と言えば「竹矢来」。(犬矢来とも言うらしいけど)。

DSC_1964なんか風情があっていいですね。

本来は建物の裾が汚れるのを防ぐものです。

「まっ、作ろうと思えば簡単に作れるわな。」と思っていたのですが、先日京都へ行った時、何気なくみたところ・・・・


DSC_1965一本一本、全て先端を薄く削いだ上にR面を取り滑らかに仕上げてました。

建物との取り合いを含め、めちゃくちゃ手間がかかってます。

恐るべし京都人!!。


ただ、こういう割とちゃんとした数寄屋っぽい家以外はただ古いだけで道は狭いし景観はごちゃごちゃしていて、住むのなら高松の方が圧倒的に快適な気がしますけどね。



 
 
トーハク。
2016-03-09
 
昨日の四国新聞に、高松市美術館が山口晃画伯の絵を買ったという記事が載ってた。

いやあ、おめでたい、嬉しい。

山口さんの絵っていいですよね。

2016_03090001これは先月くらいに買った建築史家の藤森照信先生と山口晃画伯の共著

「探検!! 東京国立博物館」という本です。

ゆる~くていい感じ。

文章なんてほとんどないので30分もあれば読めてしまいます。

(立ち読みすればよかった・・・)

こういう博物館とか美術館とかすごく好きなのに、この東京国立博物館には行ったことないんですよ。

何年か前、東京で待ち合わせすることがあって、すぐ近くの国立科学博物館に見入っていたら時間がなくなり惜しくも東京国立博物館には行けなかったのがいまでも残念です。

この本を読んでいたら、また行きたくなってしまった。

収蔵されている国宝、重文を始め多くの写真の間にちりばめられた山口さんの飄々としたマンガがすごくいいです。 

そのお宝を「見せびらかす」だけの茶室のくだりが、なんか面白い。

お二人とも、そこそこ権威のある方ですが、すぐ目の前の学芸員のおばちゃんとの間には絶壁のような隔たりがあったりするのでした。

 
 
13歳のハローワーク
2016-03-08
今日は暖かくて穏やかな一日でした。

香川県下の公立高校の入試日でもあったようで、うちの会社のすぐそこの高松一高もなんか緊張した雰囲気に包まれてました。

みんな頑張れ!。

僕なんか、もう思いっきり過去の話だけどTVのニュースを見るだけで胸が苦しくなるわ。

(たまたま昼のNHKニュースを見ていたら、高松高校の受験生の中に、あの有名な 「木太中バッグ」の子を発見。「頭ええんやなあ」・・・と感心した。)

2016_02290016まあ、生きていくには多少の目標もあった方がいいかな・・・ということで村上隆の「13歳のハローワーク」。

もう13年くらい前の本だけどなかなか有能。

43年前の小豆島で、人生について中長期の展望を教えてくれる大人なんか皆無でしたからね。

僕は元々建築というか、大工になりたかったはずだけど、今は建築設計とか現場監督とか営業をしてます。

生きていると無数の分岐点があり、その一つ一つをバカな割には、割とうまく選択してきたと思うけど「運が良かった」としか言いようがないところもあるんだな、これが。

大学生の就活も先日から始まっているけど「何でもいいから入りたい」より「何をしたいから入りたい」の方が生きていて楽しいと思います。

ただ「お金」イコール「安定」「幸せ」みたいなところもあるからなあ・・・。

もし僕が13歳の頃、こういう知識があれば・・・う~んあんまり変わらないかなあ。

(今年のお正月に、いつもの友達と「もし、中学生の頃医者を目指したら医者になれたやろか」という話をしていて、お互い「100%無理!」という結論に達したのであった!・・・というのもあります。)

けど知識や教養や学んだことは決して荷物にならないので、とにかくいっぱい勉強しておこう!。




 
 
印象、日の出。
2016-03-07
 みんな大好き「印象派」。

モネ展2その原点であるモネの「印象、日の出」が京都に来ているので行ってきました。

まさかこれを日本で見られると思ってなかったので嬉しい。

更に「日の出、印象」は期間限定です。

最近はネットでいろいろ検索できるので、四国四県、神戸、京都あたりの美術館をチェックすると外国まで行かなくても結構いろんなものを見ることが出来ます。

フェルメールも全作品の1/4くらい見たんじゃないかな。

そんなこんなで京都美術館。

日曜日の昼なので「人が多いかなあ」と思っていたら意外に少なくてちょっと拍子抜け。

モネ展1「印象、日の出」というと、なんか白っぽいボンヤリした絵という「印象」だったのですが実物をみてびっくり!。

「めっちゃキレイやん!」。

ライティングの「魔法」もあって、まるでバックライトを当てているかのような息を飲む美しさです。

確かにタッチは荒く発表当時「書かけ」と批判されたのもわかるけど、やっぱりそれまでの写実から飛び出した画期的なものを感じます。

今までいろんな絵を見てきたけど、「びっくりするほど感動」となるととにかくこれが一番ですね。

他に奥さんの絵とか書きまくった「睡蓮」とか。

実際の「睡蓮」は、池の水が「ジットリ」していて、引きずり込まれそうで陰気な感じでした。

連作で「日本の橋」というのがあるのですが、「そう言われれはそうかなあ・・・」な感じ。

DSC_1961田辺誠一画伯の「モネさん」もあった。

ちょっと手を加えすぎて、画伯の味が少々薄れているのは残念。

これは写真撮り放題。

この次はルノアールらしい。

これもなかなかいいかも。

2016_03070008京都東ICから5キロ走って大津SAから琵琶湖も見てきた。


でも、とにかく、いい物を見た一日でした。



ただ・・・帰りになぜか「食中毒」になり大変。

妻に運転を変わってもらって、家に着いたとたんにダウン。

残り150キロくらいだったけど、これが長いのなんの。

最高39.4℃まで上がり2年前の「熱中症」を思い出して「これはマズい」と思ったけど今朝には37.4まで下がったので良かった。

そのまま出勤してフラフラのまま現場へ行って、病院。

もしインフルエンザだと他の人に迷惑をかけるので心配だったけど、それは無くただの「食中毒」でした。

原因は不明。






 
 
読める!!読めるぞ!!!。
2016-03-05
おまけ。

激動の3月第1週も終わりでヘトヘト。

今日は一日書類の整理など。

事務仕事も疲れてきたので、きのう「勅使町の魔窟」(うちの倉庫)から事務所に持って帰ってきたコンプレッサーを洗ってみた。

2016_03050001こってり付着したほこりをスポンジと歯ブラシで洗ってみたら・・・

読める!!読めるぞ!!!。

「日立のベビコンじゃん。!」

しかもオイルレス。

意外にちゃんとしたメーカーのちゃんとした製品でした。(古いけどね。)

エアクリーナーが付いてないのはやや気になるけど、事務所の1階の駐車場を掃除するのには役に立ちそう。





 
 
A型のうた。
2016-03-05
♪だって私A型だし・・けっこうなにもかも心配・・♪ と西野カナやんの「A型のうた」をつい口ずさんでしまうくらい「春」ですね。

きのうは高松某所で「アンカーボルトの切断」。

元の設計書に載ってないので本来は「追加工事」なんですが、まあ国の関係機関なのでサービスしちゃう

って言うか、ちょっとのことで請求すると、また見積もりを作ったりその「手間」が面倒なのさ。

DSC_1957サンダーで切るので火花が飛び散るため養生をしまくり。

そもそも本来、こういうのを「室内」でしたくないのよね。

よく造船所などで火事になるヤツです。

この後、サンダーでギューンと切ること5分。

養生に20分くらいかかったのであっけないものです。

こういうのをやると、やっぱり火が心配で徹底的に廻りを掃除。

僕らの前に工事した業者が「やりっぱなし」なのでそれもきれいに掃除機で掃除。

それが、きのうの記事につながっていくんです。



 
 
こいつ・・・動くぞ!。
2016-03-04
いま、高松某所で土を掘り返しております。

2016_03040010深い所で2m近い。

住宅だと深くて「30㎝」なのでえらい違いです。

「ああ・・・めんどいと思っていた住宅も今思えばめちゃくちゃにマシであった・・・。」

と遠い目で感慨にふけってしまいますね。


さて、勅使にあるうちの会社の倉庫。

壊れた扇風機、壊れたジェットタオル、壊れた草刈機、刃の無い丸ノコ、電線の切れた投光器、半端なフロア、錆びた木工機械と世の中の全く役に立たないものばかりを集めたようなところです。
 
社長(3代目)も中に何があるのか実はよく知らないらしいし・・・。

2016_03040015さっき、そこで掃除機の掃除をしていたら暗闇の中にほこりまみれの「コンプレッサー」を発見!。

「どうせ壊れているんだろう」と思いながら、コンセントの前まで持ってきて試しにプラグを差すと「ブルブルブル」と動き始めました。

「こいつ・・・動くぞ!」

さっそくホースをつないで掃除機のフィルターに吹き付けると

2016_03040019おおっ、めちやくちゃきれいになるぜ!。

という訳で、事務所に持って帰って整備することにしました。








 
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