市内某小学校体育館の改修工事。
17日から延べ29時間の「室内濃度検査」が18日の17時に終わり、引き続き「照度検査」を行いました。
僕らでは手に負えないので照明器具の製造メーカーの方が来ています。
照明器具の純粋な性能を測るため「真っ暗」にしなければならないのですが幸い冬なので日没が早い。
「暗くなるまで待って」とか言わなくても夕方には簡単に真っ暗に出来るわけです。
ただ「暗くなるのを待って」いるのはオードリー・ヘプバーンではなくておっさんばかりなんですが・・・。
暗くなり始めるころからまず長ーい巻尺を2本使って計測点を出します。
これがすごく多い。
「こんなにしなくちゃダメなん?」と思ってしまいます。
なかなか大変ですねえ。
それが終わるころにはすっかり暗くなっていたので順次計測開始。
当然LEDなんですがすごく明るい。
(初代レクサスLSとか三町ドームとかLEDの出始めの頃は眩しいけど「どんより暗い」と言われていたけど10年くらいの間に凄い進歩したものです。)
見上げて「なんか明るいなあ」とか思っていたら真ん中あたりなんか規定値よりかなの多めの数値が出ていました。
不思議に思ったのは、前後左右対称の位置でも微妙に数値が変わるんですよ。
計測データを見ていたら設計どおりというか十分な数値が出ていました。
スイッチを入れたらパッと点灯するとか、これまでの水銀灯に比べても便利になりました。
これで、この工事のすべての工程が終了しました。
人生初めての公共工事の担当で怒涛の2か月半だったけど大変楽しかった。
何より良かったのは無事無事故だったことです。
たいてい工事をしていれば一度や二度はヒヤリ、ハッとしたことがあるもんだけどここは無かったです。
めでたし、めでたし。
ただ、これをやっていたせいで見積りとかプランとか数件ほったらかしなので明日からが憂鬱。