呉の「大和ミュージアム」に行ってきました。
朝の7時過ぎに高松を出て、坂出で友達を拾い瀬戸大橋、山陽道経由で一路呉へ。
山陽道は遅く時間がかかる。
しかし、広島呉道は、水上にインターチェンジがありとにかくかっこいい。
10時過ぎに到着。
初めて行ったのですが、ロケーションはいいし、すぐ目の前に「潜水艦」はあるしでど迫力です。
全長26.3m、とにかく大和の1/10の模型がすごい。
もう頭がクラクラするくらいの精度で、一応モデラーの端くれとして感動せずにはいられません。
横から見てもバランスがいいのですが、3階から見ると実にスマートに各部材が収まっていて「軽量、コンパクト」という日本人が得意な船だったというのが良く分かります。
大和が竣工したのが昭和17年なので、これを作ったのはほとんど明治生まれの人達。
そう考えると、明治から大正の人達ってすごいなあと感嘆せずにはいられません。
ほんの短期間で、ここまで作れる技術を身につけたわけですから。
1階に俳優の石坂浩二さん寄贈の長門の軍艦旗があり、それは大変貴重な物ですが、他にご本人がナレーションをしている短辺映画があります。
これも大変素晴らしいので必見ですね。
その他艦船の模型、いろいろな資料も実に充実していて素晴らしかったです。
隣の「海上自衛隊資料館」も素晴らしかったです。
主に機雷の掃海の紹介ですが、こんなに過酷で大変な仕事をされている方がいるのを広く知ってもらいたいと切に思いました。
青く平和な瀬戸内海ですが、10年くらい前にも機雷が見つかって志度の沖合で処分したはずです。
中東のペルシャ湾へも派遣されていたし、世界の平和と安全はこういう地道だけど過酷な行動で維持されているのでした。
そのあと、そこから少し東の海上自衛隊の停泊地に行って遠目に潜水艦とか護衛艦を見て帰ってきました。
見学者がすごく多くて驚きました。
やや女子向けではないけど、日帰りでコスパが高くめっちゃ楽しめるコースです。
帰りは、行くとき曲がりそこねた呉道路?で大幅にショートカット。
高松から往復453キロ。
愛車プリウスが得意な「暖かい」季節になってきたのでほとんど高速道路でも23.9キロ/リットル。
燃費計によると、まだ450キロ走れるらしいので、もう一往復できますね。