23日の夜、マンションの総会でいろいろあり、あまりに低レベルの議論に辟易して気分転換に少し遠出をすることにしました。
先日、小豆島高校が惜しくも尽誠学園に負けてしまい本来「準決勝戦」の予定で空けていた24日、日曜日に、することが無くなったせいもあります。
朝、「シューイチ」を見ながら適当な所を探す。
つい1週間前行ったばかりだけど、同じ高知の「そうだ山温泉」へ行ってみることにしました。
9時に晴れて暑い高松を出たのだけれど、大豊あたりから小雨。
気温はなんと24度。
涼しいというより雨のせいもあって肌寒いくらいです。
そのまま須崎東ICまで走って、そこからわずか15分。
そうだ山温泉に到着しました。(ほんとは桑田山温泉と書くらしい。)
ここも、お約束のように途中で道が極端に狭くなりすごく不安になりますよ。
中はこんな感じ。
浴室は別棟になってます。
建物は、きれいで凝っております。
午前中は「朝風呂」とかで480円。
安い!。
従業員の方もすごく親切です。
特筆するのはホントに泉質がすごくいいこと。
ヌルヌルスベスベで素晴らしい。
癒されますね。
源泉かけ流しの「まどろみの湯」は、湯温が30°くらいかな。
九州のラムネ温泉くらいのぬるいお湯なんだけど、ボーッと入るには最高です。
凄いのは、洗い場のシャワーも水栓もすべて「温泉」。
近かったらもっといいのに・・・。
露天風呂も意表をついていて楽しい。
須崎からすぐで迷いようも無くお勧めです。
ここで、お昼になったのだけど、付属の食堂?では時間がかかるということなので、そこから20分の「黒潮本陣」でお昼ご飯としました。
☜代り映えしないけど、いつもの「塩タタキ定食」。
1,200円くらい。
とにかく、すごく美味しいの。
美味しさ割増が3割くらいあるかもしれないけど、カツオのタタキは「高知」で食べてこそ美味しい!!。
景色は、さっぱりさ。
雨が降っているので当たり前。
さて、帰り阿波池田ICから脇町へ向かってて道の駅で面白いものを見つけました。
「中央構造線の露頭現場」です。
何回もここを通っていたのに知らなかった。
「へぇ~、噂には聞いていたけど実際に見られるんや」とちょっと感激。
あの「糸魚川静岡構造線」より規模が大きい大断層帯ですからね。
九州から四国を抜けて茨城まで1,000キロくらいあるらしいです。
上の掲示板の横に「スイッチ」があったので押してみたら「故障?」と思うほど間が空いて解説が始まります。
棒読みのお姉さんの大変長い解説ですが、非常に興味深い内容ですよ。
たぶん、このお姉さんは内容がわかっていないな・・・そんな読み方です。
見つけたきっかけが「農家のかまどの粘土の色」というのが、いかにも「発見物語」でいいですね。
これがその天然記念物「中央構造線の露頭」部分です。
この延べ1,000キロの間でも、ここだけらしい。
しかも道路を作ったおかげで数メートルしか見えなくなったらしい。
これを保護するために「ここだけ」橋梁形式にしたんだとか。
見た目は「全く面白くありません」。
しかも草もいっぱい生えているし蚊もいっぱいいるし、ヘビもいそうで女の子にはウケそうにありません。
ただ、この線を境に、北と南で岩石の種類も成分も全く違うそうな。
「元」科学少年の僕にはたまらない場所でした。