企画設計の三谷です。
この欄にも時々書いておりますが趣味の一つにプラモデル製作があります。
「モデラー」というやつですが、元々手先は器用な方ですので「建築模型」もけっこう作っております。
さて、「なぜ模型を作るのか?」という話です。
そもそも建てようとする「建築物」が机の上に乗らない。
当然です。大きいんだから。
それをお客様にご説明するために百分の1くらいに縮めた「図面」にするわけですが、大半の方は見るのも初めてなのでだいたい「何?これ」みたいな反応ですね。
特に「立面図」はね。
ここからが厄介なところで、業者側は「わかっているだろう・・・。」、お客様は「いまいちわからない・・・。」で進んでいくと、出来上がっていくにつれて「ええ~っ、こんなんなるん?。」なことになってしまうわけです。
よくあります。
そこで、せめて外観とか量感とかを検討するために僕の場合「模型」の登場となります。
少なくとも「この敷地にこんな感じでこんな建物が建ちます。」はわかっていただけます。
光の回り込みとかもです。
これだけでも「模型」を作る意義があるのです。
まあ白一色でも業者に頼むと、すぐ10万円くらいになってしまいますけどね。
僕の場合は「自作」なので材料代で2,000円くらいです。
3次元CADもありますが、パースはかなり歪んでいるので意外に真実を伝えられないものなのです。
そういうことで今回、プレゼン兼ボリュームの検討用に一つ作ってみました。
なかなか、かっこいいかな?。