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建設資材高騰のせいで。
2022-11-10
マズイ!。
今までも結構マズイ状態だったけどいよいよマズイ!。
何がマズイのかというと「建設資材」の値上がりが止まらない。
去年の4月頃「ウッドショック!」で土台、柱、梁の構造材からベニヤ等下地材まで一気にほぼ2倍に爆上がり。
その後もコンクリートが倍、鉄筋、鉄骨も6から8割アップ。
そして今も電線とか屋根の鉄板とか上がり続けています。
それをお客さんに「資材が値上がりしてるから少々ご負担お願いできますか」とも言えないのが全国の「元請け」の皆さんです。
下請けの業者に「まけてよ」と言っても「値上がりが激しくてうちも利益ゼロやで」と言われたらなかなかねえ・・・。
ちょっと前までやっていた「高松の注文住宅」のビジネスモデルだと
「土地が1000万円、建物が2000万円、3000万円の借り入れで月の支払いが7~9万円」
というのが100m2・30坪くらいの建物でも2500万円を超えてきそうなので、これから恐らくもう無理。
月の支払いを月10万円以上30年余り払い続けられる人はそんなにいない。
建設業界の「新聞」として読んでいる日経アーキテクチャーの今月号に「日本建設業連合会会長」の「宮本洋一さん」へのインタビュー記事が載ってますが、この方「清水建設」の元社長さんらしい。
僕なんかみたいな雑魚設計・現場管理から見たら雲上人なわけですが、このレベルでも「2割値上がりしたから(お客さんと)1割ずつ負担しませんか?という状況には無いとおっしゃってます。
このインタビューで大変共感したのは
「このままでは建物を作る人がいなくなりますよ」
ということ。
こんなスーパーゼネコンのトップでも同じこと思っているんだ。
今やっている現場の3人の大工さんは平均年齢70歳オーバー。
おのおの病気を抱えていて「病院の日」「検査の日」とかあったりします。
今日は3人それが揃っていまい現場は「休止」。
それでも「オラあと5年くらいで死ぬからな。」と言いながらやってれてます。
他の業種も似たり寄ったり。
若いのが居るのは足場屋さんと解体屋さんくらいかな。
なのでこの「不安定」で「休みが無く」「賃金が安い」建設業を選ぶ若者なんて皆無。
「職人」になろうなんてよほどの変人か奇特な方ですよね。
僕でももう62歳、目の調子も悪く「数字が読めなくてさっぱり。」
やれてあと5年くらいか。
田舎の豪邸「蓑甲造り」とかちょっと瀟洒な「数寄屋造」がまだ描けるほぼ最後の世代かも知れない。
「建設資材高騰」のせいで建設業界の未来は更に暗いですねえ。
皆既月食の夜
2022-11-09
昨夜は快晴でかつ「皆既月食」でした。
時間も早かったので大勢の人が見ていたみたい。
そこで僕もスマホで写真を撮ってみました。
夜間モード、手持ちで撮影したのですがけっこうきれいに映っています。
昔々、今からざっと50年前の中学生の頃、友達数人で夜の校庭に集まり月食の写真を撮ったことがあります。
その時はASA(たぶん)400のリバーサルフィルムを使い200mmを付けたカメラを天体望遠鏡に載せてガイドしながらの撮影と大変だった。
あれから半世紀。
手持ちで普通に「月食の写真」が撮れるというのは本当にすごいなあと思わずにはいられませんね。
レーザービームで。
2022-11-07
家を建てるとか改造するにあたって「恐らく一番革命的だったもの」と言えば僕は
「レーザー墨だし機」。
♪瞳のレーザービームでぇ・・・♪ですね。
これが無いと本当に始まらない。
簡単に間違いなく水平、垂直、直角が明確に出るのが素晴らしい。
木造の建物は建てた直後以外は間違いなくどちらかに傾いている。
今、1mm単位という超精度の仕事をしていて非常に助かってます。
昔は「太い赤」の光でちょっと明るいと見えなかったけど、最近は「細い緑」で明るくても見やすい。
最近、歳とったせいで白内障に乱視が重なりもうめちゃくちゃで「3」「6」「8」の数字がすごく怪しいし先日書いたみたいに空の月を見上げると「3~6個」に見えるのだけどこの「緑の線」だけはまだはっきり見える。
子供の頃、父に「しゃんと持てよ!」と言われながら長い透明ホースに水を入れた「水盛り管」を一生懸命押さえていた頃と比べると天国みたい。
長いこと生きてると、とてもいいことがある。
いい時代になったなあと思いますねぇ。
*昔勤めていた会社で棟上げの時に「垂直」を見るのに「下げ振り」を使わず「遠くの電柱」で合わしている大工さんがいて「さすがにこれはアカンやろ」と思ったことがありますよ。
午後4時半の月。
2022-11-05
夕方空を見上げると東の青空に白い月。
これを見ていると「ああ、地球の衛星やなあ。」と妙に感動します。
と思いながら現場の片づけをしていたらあっという間に真っ暗。
まだ5時半なのに。
日が暮れると急速に「やる気」が無くなってしまいますね。
それが自然なんですけどね。
最近の悩みが「乱視」で裸眼だと右目が全然見えない。
月とか信号など「明るい点」は3つとか5つに見えております。
なのに両目で見るとまあまあまともに見えているのは脳で左目の画像と整合性をとっている模様。
人間の体は不思議と言うか、脳って偉いですね。
晴れた日はバイクに乗って。
2022-11-04
最近有難いことに大変忙しくて日が暮れて事務所に帰ってきても更に図面を書いたり書類をまとめる気力も体力も無いので昨日の文化の日は朝から事務所で図面を書いていました。
「歳とったのかなあ・・・。」と言ったところです。
もっとも大手ゼネコンの人なんかは朝の7時過ぎには現場にいて、更に夜中の11時、12時まで仕事をしているそうで「凄いな。」とは思います。(年収も1000万ちょっとくらいは貰っているらしいけど全然羨ましくない。)
さて、まあ午前中に懸案の仕事も無理矢理終わらせたので、昼前にバイクを出して来て一人ツーリングです。
「大窪寺の紅葉」にはまだ早いみたなので、とりあえず「何か食べよう」と国道32号線を西に向いて走ります。
高瀬の産直でミカンを買い「もうちょっと走ろうか」ということで豊中町の「いぶき」のうどん屋へ行き「かけ竹うどん」。
これがとても美味しい。
だいたいが太くて熱くて食べにくいだけの「西讃のうどん界」にあって柔らかくて細めの麺で屈指の美味しさだと思います。
しかも安い。
お勧めです。
食べ終わって「来た道を帰る」のも能がないしということで徳島廻りで帰ることにしました。
国道11号線は「楽しく走る」には全く向いていないので。
バイクがいっぱい居る財田の道の駅でいつものアイス。
今回は「イチゴ」と「イチジク」の組み合わせにしました。
これで280円なので安い。
イチジクの粒々がとても美味しい。
まあ2週間前にも食べたけど、もっと近くにあればいいのに。
新猪鼻トンネルをくぐって池田のほうに出て、吉野川の「南岸」を東に向いて走る。
北岸側に比べて格段に信号も少ないので凄く走りやすい・・・っいうか軽四のおばちゃんでもとても言えないような「遅い高速並み 」なスピードで走ってます。
あっというまに三加茂に着いたので、久しぶりに「加茂の大楠」を見に行きました。
相変わらず大きい。
巨樹はなんかいいですよね。
下から見たところ。
少々凹んだ心も復活!というかんじ。
そしてまたちょっと東へ走って穴吹から塩江経由で帰ってきました。
走行距離は145キロ。
わりと一人が好きなので62歳になってもバイクと車があれば全然退屈しませんね。
次はそれこそ「紅葉」を見に行こう!!!。
10月も終わり。
2022-10-31
今日は早10月31日で10月も今日でおしまい。
月初めは結構暑かったのに、このところ最高でも20℃くらいしかなくて夜は寒い。
季節の移ろいを感じずにはいられません。
今日は現場である部品を取り付ける予定で人まで呼んでいたのに、その部品が不良でリカバリーも含めてほぼ1日が無駄になってしまいました。
こういうのはめったにないんですけどねえ。
「段取り」だ・け・は万全!と思っているので凹みます。
カレンダーを見ると
「仏滅ハロウィーン」だそうです。
なんか売れないバンド名みたいですね。
まあ、気を取り直して明日からまた頑張ろう!!!。
魂の居場所。
2022-10-25
うちの事務所の南にある交差点で最近誰か亡くなったのか花束を置いてあります。
公道の植え込みなのに、なんかガラスの器を道端に埋め込んで花を活けるとかかなり気合がはいっているので死んだとしても犬とかネコではなさそう。
そのことを会社の女子に言ったら「お坊さん連れてきて5,6人で拝んでたで。」とのこと。
ここで一つ疑問。
人間って死んだら死んだ場所に魂って留まるものなん。?ということ。
そしたら仏壇とかお墓って何のためにあるんだろう。
仏壇は「お盆に仏さんが帰ってくる」と言うことはお盆以外は「留守」らしいし。
まあお墓は遺骨とかいれるための場所ではあるけど新井満さんは「そこに私はいません」なんて言ってるしなあ・・・。
もっともうちのネコは居間のコタツの横で18年余りの生涯を終えたので、もしまだそこにいるのならなんか嬉しいけどね。
バッテリー上がりよ、さようなら。
2022-10-19
今日の夕方、現場の門の前でボーっと「秋やなあ」とか思いながら空を見ていたら通りすがりの自転車の小学生に
「頑張ってください!」と声をかけられました。
嬉しいねえ。
「ありがとう!、頑張るでぇ!!!。」
もうすぐ君たちのトイレ出来るからね。
さて、日頃移動および運搬用に三菱の軽トラを愛用しています。
12万キロ走っていて古いけど壊れず、300キロくらい積めて、これで用事の99%はこなせるのだけど、たまに4mの部材とか3mくらいの脚立を何台も運ぶ用事が出来るわけです。
「その時」だけ使うのが倉庫に置いてある2トンのダンプなんだけど、なんせ3カ月とか4カ月に一度使うだけなので、いざ乗ろうとするとたいてい「バッテリー上がり」。
そのたびに車屋さんを呼ぶというのもさすがに無駄が多いのでこの度「バッテリー充電器」というものを買いました。
13,000円くらいで12Vの乗用車から24Vのトラックまで充電でき、かつほったらかしておいても過充電にならないという優れもの。
もうセルも回らずライトも点灯しないバッテリーに接続。
電圧が低すぎてこの充電器側でも「不良」と表示が出て充電しない。
「これはマズいぞ」ということで、直列で12Vを2個連結しているのを解除して1台づつ12Vで各30分くらい充電してとりあえず昇圧。
そこで連結を復活させて充電すること1晩。
見事、フル充電となりました。
ライとは今まで見たこと無いくらい明るく、セルも瞬間でエンジンがかかる。
「普通にエンジンがかかる」って素晴らしい。
安い割に素晴らしい買い物でした。
晴れた日曜日はバイクに乗って。
2022-10-17
昨日の日曜日、先週の天気予報では雨だったけど1日ずれて「快晴」となりました。
誰との約束も無く全くのフリーだったので朝から一人愛車のKawasaki ゼファー750(1991年製、31年物)を駆ってソロツーリングに行ってきました。
朝の10時過ぎにガソリンを満タンにして「いざ出発!」。
出るあたりでは「大窪寺から東へ行って御殿の郷から吉野川を渡って途中の産直で何か買おう。」とか思っていたのにボーっと走っていたら東バイパスマクドナルドがある林の交差点を東へ曲がらずまっすぐ南、川島の方へ来てしまったので、成り行きで塩江経由で全然方向違うけど池田のあたりで蕎麦でも食べることにしました。
しばらく走って道の駅「塩江」で4か月ぶりに「村瀬食品」の「甘納豆」を見つけたので即購入。
砂糖が湿気でべちゃべちゃするせいか毎年6月に生産をやめて10月頃復活ということで「今シーズン初物」です。
値上がりしたのは仕方ないけど量が減った気がする。
こういうご時世なので仕方ないか・・・。
それから脇町へ出てマルナカで飲み物を買って一休み。
いい天気で気持ちいい!。
剣山の方までよく見える。(たぶん)
そこから吉野川北岸沿いに西へ走って道の駅「三野」に到着。
例の「中央構造線の露頭」というのを見てきました。
九州から関東まで続く大大大断層ですね。
それがたまたま地表に現れていて、それを見られるのはとても貴重なんだだそうです。
以前一度見たときはこ草ぼうぼうでヘビとか居そうで嫌な感じだったけど、今回は草もきれいに刈られていてじっくり観察できました。
・・・ただ、どれがそうなのかわからない。
確かに高速の橋脚の根元あたりの土の色と質感が違う気がするけど、それって
工事の後の「埋め戻しの土」の可能性も大きい。
結局、今回もよくわかりませんでした。
そこで昼ご飯でも食べようかと思ったけど、食堂は満員。
なので更に西に走って蕎麦でも食べようといったところです。
で、猪鼻トンネルの手前でバイクを停め「このあたりの蕎麦屋」で検索したけどなぜか「うどん屋」ばかりで、かと言って池田の街まで走るのも面倒になりそのまま猪鼻トンネルを抜けて「道の駅 たからだの里」へ行ってみました。
「すごいバイクの数!」
みんなたいてい何かをいじっていて「100%ノーマル」のは僕くらい。
前回はメッシュのジャケットで寒かったので、今回は3シーズン用のジャケットからフリースの内張りを抜いてきたのだけど暑いのなんの。
恒例「アイスのダブル280円」、イチゴと栗の組み合わせです。
恐らく四国中の道の駅で売ってるアイスで一番美味しい,そして安い。
(ちなみに「なんやこれ
????と思ったのは小豆島ふるさと村)
食べてすぐ出発。
走っている方が涼しいので。
国道32号線をしばらく走って満濃池の方へ曲がりごった返している「カレンズ」で明太子パン他を買って岡田で再び32号線に入って帰ってきました。
ちなみにカレンズの明太子パン、入った時トレイに無かったので「売り切れかあ、惜しかったなあ・・・」とか思っていたら待っている間に奥から次々といっぱい出てきてびっくり。
おかげで買うことが出来ました。
まだ焼きたてで触ると「熱い」くらい。
パンは焼きたてに限りますね。
で、結局「昼ご飯」を食べるのを忘れていた。
走行距離は140キロくらい。
これでも帰る頃には腕とお尻が痛くなってくる。
なかなか僕のツーリングの最終目標「室戸岬」往復400キロへは行けないなあ。
ネコの命日。
2022-10-17
今日10月17日は去年死んでしまったうちのネコ「しゅう」の1周忌です。
「ペットロス」とか言うけど1年経っても全然回復せず、岩合さんの「ネコ歩き」を見ては涙、0655の「オレネコ」「あたしネコ」を見ては涙・・・という感じです。
あの柔らかくて暖かくてくねくねした体と賢い頭をもう一度なでてやりたいなあ。
空を見上げては「あの世でも可愛がってもらってるかなあ、幸せに暮らしているのかなあ。」と毎日願ってます。
それを獣医の先生に言ったら「次のを飼ったらええのに。」と言われたんですけど、しゅうは18年8カ月生きたので、今ほぼ62歳の僕だと次は80歳近くなってしまい、そんなに長生きする自信もないから躊躇しますよねえ・・・。
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