昨日の日曜日の朝の話。
予定では、京都市美術館で開催されている「ルーブル美術館展」へ行くはずでしたが、朝起きたらあまりに天気がいいので、急きょ「鳥取砂丘」へ行くことにしました。
(フェルメールも「真珠の首飾りの少女」を見てしまったので、今回の天文学者の 「おっさん」は、いまいちテンションが上がらないのでした。そして、京都は蒸し暑いしねえ。)
とにかく「スカっ」と晴れていい天気でございます。
高松中央IC→たかまつ道→瀬戸中央道→山陽道→岡山道→中国道→奈義町→智頭町→鳥取市→砂丘というルートで240キロくらい。
津山を過ぎたあたりから、だんだん瓦も黒くなって「遠くへ来た」感が出てきます。
朝8時20分に出て、途中SAとか道の駅に寄ったりしながら 砂丘に11時30分頃到着。
スケールが大きくて感動!。(2回目だけど)
ものすごく観光客もいて、だんだん楽しくなってきます。
とりあえず、他の人達のように向こうの丘まで歩いてみる。
思っていたより砂がフカフカで歩きにくく、結構くたびれながらも到着。
360°とんでもなく素晴らしい眺め。
水平線もくっきり。
最高!。
これは東の方。
空もいい感じでしょ。
「梨の人」。「二十世紀★梨男」と言うらしい。
ヒャッハー!とかは言ってなかったけど、大変愛想がいい。
別の売店で梨も買ってあげました。
一個250円なので、産地だからと言って特に安い訳でもないのよね。
ここで、昼ご飯を食べて、大山のふもとにあるという「植田正治写真美術館」へ向かいました。
ここでもちょっと葛藤があって「足立美術館」という選択肢もあったのですが、米子ICより更に西なので、今回は断念しました。
途中、風力発電の巨大なプロペラとか、とてもきれいな海と空とか山とか、素晴らしいドライビングコース。
因幡の白うさぎで有名な「白兎神社」にも寄りました。
これ、参道のうさぎの彫刻だけど、走っている様子をタイムラプス的に現してます。
全長20㎝くらいで、すっごくかわいい!。
「縁結び」の神様なので、僕の場合は「いろいろな仕事に出会えますように。」とお願いしてきました。
この写真は、誰でも一度は見たことあると思います。
植田正治さんの作品です。
なんかいいですよね。
確か、福山くんのCDジャケットも撮られていたはずです。
ジャーン!。
砂丘から2時間。
高松伸さん設計の「植田正治写真美術館」。
何というか「でかい!!!」。
なんとなく思ってた分の3倍くらいある。
非常に無機質でかっこいい玄関側。
ふだん雑誌とかに載っている大山側は、逆光でうまく写らなかった。
これは、コンクリートの打ちっぱなしに塗装をかけてます。
マッシブな感じなんだけど、やっぱ安藤さんとは全然違いますね。
階段は、なかなか複雑でメカニカルな仕上げ。
解体されたみたいだけど、あの戎橋のキリンのビルを彷彿とさせますね。
大山が正面に見える。
壁と開口と水盤の関係が素晴らしい!。
展示してある写真と共に、こういう美術館にしては珍しく植田さんの生い立ちと作品の解説やエピソードが暖かくて優しい言葉使いで書かれていて素晴らしい。
小学校の教科書の雰囲気と言ったらわかりやすいかな。
作品を実際に見られた上に、この解説を読ませていただき、ここへ来た価値がありました。
何回もこのあたりには行ってるけど「初めて」大山のてっぺんを見ることもできました。
一日快晴の上に、高松に比べてかなり涼しかったので最高な一日でした。