今年57歳になるおっさん二人のアホな企画。
「日帰り(日中午後5時30分まで)で、出来る限り遠くへ行こう!」第 約30 弾。
「宇和島へ行ってみよう!」。
日曜日なのに朝の7時前に起きて友達を港まで迎えに行き8時前に高松築港を出発。
約3時間かかって「宇和島」に到着しました。
距離はざっと250キロ。
瀬戸内海沿岸って神戸から広島、徳島から香川、愛媛まて゛、どこへ行っても「だいたい同じ」なんだけど宇和島は違う。
町並みも植生も海も空も空気もがなんか違う。
そして「なんかぬく~い!」(出てくる前の高松比)。
「遠くへ来た!」となんか嬉しくなってきますね!。
宇和島ICを降りてすぐのところにある道の駅「きさいや広場」で早めの昼ご飯。
この「きさいや広場」、なんかむちゃくちゃ混んでる。
そこをじいさん、ばあさん、おばはんが要領悪く動いているのでよけいやね。
しかも駐車場の割りが狭くプリウスでいっぱいな感じ。
・・・まあ「キサイヤ人への手紙」の中で「駐車場が混んでいても許しましょう」とあるもんね。
さて、僕は「ブリ炙り丼」970円。友達は「ちゃんぽんのセット」。
「ブリの炙り丼」は、何かで一等賞になったらしいので期待してしまう。
もう慣れたけど、愛媛の「海鮮物」には必ず「生卵」が乗っかっている。
これは温泉卵なので白身の臭みも無く美味しかった。
ただブリが「炙られ」過ぎて、「タタキ風」ではなく、なんか焼ざかなの味になっていたのが、やや残念と言えば残念。
英国BBCのトップギアでジェレミーが駄作RC-Fが名車LFAに全く追いつけてない点について「同じ技術者が作っても再現はできないのかも知れない・・・」としみじみ言ってたのを思い出します。
その後、名物の真珠とか見てみた。
作品もきれいだけど「デザイン画」がすごくきれい。
当然だけど「デザイン画」が優れているものは「作品」もきれい。
写真は「牛」の何か・・・。
毛はシュロの毛らしい。
なんか陽気な感じ。
気持ち悪さと不気味さでは香川の根来時の「牛鬼」の圧勝ですね。
その「きさいや広場」のほとんどを占める産直市。
とにかくごった返している。
そして凄まじい量と種類の「柑橘類」の嵐!。
すごいいい匂いがしてます。
そしてなんか妙に安い!。
みかん好きなのでたまらないですね。
いちいちおみやげは買わない主義だけど1袋買ってしまいました。
観光案内所の看板を眺めて一番良さげだった「宇和島城」に行ってみる。
2人とも「城」には全く興味無いけど、ほとんどの場合そこしか見るものが無いということで必然的に登ってしまう。
「きさいや広場」から車で5分、苦しい坂道を20分くらい。
こういう3階建てくらいの天守閣って、下から見上げると大きく見えるけどGLレベルから見ると正直「しょぼい」。
丸亀城も同じ。
ちなみに天守閣は拝観料が200円いるので裾の石垣を一回りだけして登らない。
高松の玉藻城の天守を再建しようとしているけど、こういう風に絶対みんながっかりするので止めておいた方がいい。
しかも、ここと違って眺望も「ゼロ」で四電の本社見ても仕方ないからねえ。
振り返ると眺めはすごく良くて海はすでに春の色。
複雑なリアス式海岸なのが良くわかります。
ちょっと寄ってみた「宇和島駅」。
鉄道も全く興味無いけど「線路の終わり」を見るのは好き。
鳴門にもあったような気がする。
建物は古いけどすごく立派、キヨスクを閉店したままほったらかしなのが気になる。
「片づけたい・・・」。
牛の像と桜。
同じ道を帰っても面白くないと、山を越え梼原経由で須崎に向かう。
この道は昨年須崎から走ったことがある・・・というのを走っていて思い出した。
105キロくらいだけど道がいいし信号もめったにないので1時間半ちょっとくらいで須崎に到着。
途中の道の駅のラムちゃん。
お母さんになってる。
最初、鬼子母神かなと思ったけど、あれって「鬼」じゃないもんね。
須崎の道の駅「かわうその里」にて・・・。
「しんじょう君」の団体。
去年ゆるキャラグランプリで優勝してノリノリですね。
まず間違いなく絶滅している二ホンカワウソの替わりに
日本中の水族館、動物園で愛想をふりまいている
「コツメカワウソ」を放流、または放し飼い・・・というのは・・・・。
実はカワウソと握手したくてたまらない。
そのまま高知道で高松に帰る。
お腹がすいたので南国SAで名物の「いも天」。
ほくほくして美味しい。
が、うちの嫁さんによると、すぐ近くのスーパーの惣菜売り場にも「全く同じ物」が売られているらしい。
ちょっと悲しい。
そんなこんなで一日が終わり。
夕方5時5分に高松築港へ帰ってきました。
走行距離510キロ。
プリウスの苦手な冬を脱して、ほとんどが高速だったけど23.6キロ/L走った。
雨も降らなかったしすごく面白かったです。
買い物しない、名所めぐりもしない、温泉にも寄らない、ただひたすら走る旅ということで女の子受けは悪いでしょうね。