いつもの友達から「岡山の閑谷学校へ行ってみようぜ!」というこで天気もいいので行って来ました。
子供の頃から「岡山のどこかにある」というのは知っていたけど行ったことなかったのでいいチャンスです。
高松からわずか110キロくらい。
高松を9時過ぎに出て11時頃到着。
どんどん鄙びていく道中、すれ違う車も無く、また同じ方向に向かう車も無いので「スカスカちゃうん」とか言ってたのだけど現地に着くとむっちゃくちゃな人と車。
当然、年寄りが多い。
結局、トンネルを超えた「第二駐車場」と言う名の原っぱに車を停めてちょっと歩くことになりました。
☜現地到着。
期待していたモミジの紅葉はまだだったけど、楷の木とかいうハゼの仲間の木は良い感じに紅葉してますね。
ものすごく広くて清々しい。
手入れにたぶん膨大な手間とお金がかかっている。
ただ、ど辺鄙なところなので勉強するにはいいけど、生活するには寂しすぎる気もするけどねぇ。
木がこんなに光るんだ・・・ということで超有名な講堂内部。
「内陣?」の柱は恐らく上屋のしころ葺きの屋根構造を支持している。
なかなか静謐な空間で、ここで勉強したら賢くなりそう。
それにしても岡山藩は偉い。
資料館を見ると江戸時代に既に全県に渡って私塾がいっぱいあったみたい。
香川ではそんな話聞かない・・・ですよね。
なんかオブジェかと思ったら「日除山」。
かわいい。
それにしても、こんな山の中で火災の心配なんかあるの?と思う。
軒先には小屋裏換気の銅製らしいパイプ。
木造で隙間だらけなのにこんなの必要?とか思うけどね・・・。
そして、講堂とおなじくらい有名な石塀。
適度な高さ、適度な巾、適度な丸さで素晴らしいバランス。
よく見ると非常に精度良く作られていて、2~3百年経た割にはずれてもいない。
そして「長い」。
山の中から出てきて広い敷地をぐるっとまわり、また山の中へ伸びている。
大昔に聞いた話では、将来コケとか生えないように一個一個丁寧に水洗いして積んだそうな。
偉いよなあ。
なんやかんや言いながら結局「郷土を育むには教育に限る!」と思う。
なんか先人の努力に感動しました。
このあとそこから8キロくらいの「和気鵜飼谷温泉」へ行って昼ご飯。
特にお勧め料理というのも無さそうなので「これならハズレ無し」というかつ丼。
これが、美味しかったけど量が多くお腹パンパン。
温泉は源泉が40度くらいあるというので期待していたけど、特に肌がツルツルするわけでもなく、グッと温まるわけでもなく、家の水道のお風呂とそんなに変わらない。
ただ設備はキレイで大変良かったですよ。
600円。
この後、ここから5キロくらいの「和気神社」へ・・・明日に続く。