友達が「
遠くの街へ行きたい」というので彼のリクエストで総社の「鬼ノ城」へ行って来ました。
友達の言うには「きのうかおととい、日本遺産になったと思うで。」・・・らしい。
「日本遺産」っていったい何よ?。
高松から85キロ、9時過ぎに高松港を出て10時20分くらいに到着。
「全然近いじゃん!!!」。
岡山市市街の北西方向、標高400mくらいの台地状の尾根伝いに造られた山城です。
標高こそたった400mですが、めちゃくちゃ急峻。
頂上下のビジターセンターの駐車場までの道も当然かなり急でアクセルを踏みまくりです。
(道が狭いとかいたるところに書いてあるけど、愛媛の白糸の滝とか淡路島の論鶴羽神社、石鎚から西条へ降りる道と比べたら「高速道路」のよう。)
つま先上がりの険しい「遊歩道」を10分!くらい歩いたら「西門」に到着。
アキレス腱が伸びます。
意外に楽勝。
西門。
最近復元されたらしい。
いかにもの「砦」感がすごくてかっこいい。
悪いヤツがいっぱいいそうですね。
盾の謎の模様も古代っぽくてかっこいい。
こういう垂直に近い土塁は版築で築かれたらしい。
古い神社仏閣の基壇によく使われている工法で、粘土やら土を棒などで根気よく空気を抜いて固めたもの。
薄く何層にも搗くことに値打ちがあるので、これだけの規模となると大変だったと思います。
西門をやや上からみたもの。
守る方はまだいいけど、刀やら槍やら弓矢をガチャガチャ持って攻める方は急な坂を登って来るだけでもテンション下がるよね。
守る方は「補給」という大問題があって、これはこれで大変。
何か所か水門があるようなので「水」は確保できたみたい。
西門の遠景。
重機はもちろんたいした道具も無い時代に、よくこんなものを作ったものだと感心します。
余談ですが、天気がいいと、ここから小豆島の山城 「星ヶ城」 も見えるそうですよ。
これはこれでもう十分なので降りることにしました。
全行程1.2キロ 滞在時間40分くらい。
そのあと、またリクエストで先月来たばかりの「吉備津神社」を再度参拝。
こんなに早く再び訪れることになるとは思ってなかった。
なんか縁があるのかもね。
せっかくなので「赤ちゃんが無事産まれますように・・・」とお願いしてきました。
総社市役所の前の食堂で昼ご飯を食べて「岡山で一番美味しい」とTVで言ってた「INDUSTRY(インダストリー)」というパン屋さんへも行ってみましたよ。
パン屋にしては「INDUSTRY」という固い名前だけど未来少年コナンに出てくるインダストリアの三角塔の中でもパンを作っていたから「製造」という意味ではこれでいいんだろう。
長蛇の列で待つこと1時間。
道を通る車を友達と批評。
プリウスPHVがやたら多い。
通常版1に対してPHV3くらい。
と言いながらも、とにかくなかなか進まない。
これは製品が云々ではなく、ただこの店の販売方法の段取りが悪いだけ。
もっと何とかしたら5倍くらいは売れそうな気がします。
どうもこれが売りらしい総菜パン。
高い!。
けど美味しそう。
今回はこのあと倉敷の星野仙一記念館へ行こうぜ、という予定なので傷んでもいけないので泣く泣くパス。
「こんな美味しいアンパンは食べたことないわ」と思った
「あんこパン」。
あんとバターかマーガリン?の組み合わせが絶妙でしかも
「パン」がめちゃくちゃ美味しい。
今まで出会ったことない感じ。
そして普通の「アンパン」もクルミ?が入っていて
いたるところでアンパンを買っているぼくでも
「オラ、こんなうめぇアンパンを食ったのは初めてだあぁぁぁぁ!」という感じ。
もっといろいろ買って帰れば良かった。
そこからわずか8キロの倉敷美観地区にある「星野仙一記念館」。
友達が是非というので。
このあとまだ時間が余ったので、帰りながらぐるっと回って
「蔵の湯」という温泉施設で山登りでかいた汗を流して帰って来ました。
ここはサウナから露天風呂から全部の「ゆったり720円」と大浴場のみの「さっぱり420円」がありそれで十分。
もちろん「さっぱりコース」でさっぱりして滞在時間20分。
高松から総社あたりだと全然近い。
しかしたいした観光地が無い。
これといった食べ物も無い。
5時過ぎに高松へ帰って来て、前述の吉備津神社に微妙に関係する「ポルシェセンター高松」がオープンしたというので外からだけ見てきました。
さすがにキラキラしていました。
よそ様のことですがバンバン売れて欲しいものです。
そして帰宅。
走行距離は225キロでした。
これくらいだと走った気がしない。
インダストリーの惣菜パン食べたい。
次は冬がいいかな。