サンポートに計画されている「新香川県立体育館」の概要が決まったそうです。
柔らかな曲線の屋根を載せたSANAA案が採用されたようですね。
今時!っていう感じでいいんじゃないでしょうか。
SANAAと言えば、最近は知らないけど昔は「とにかく何がなんでもスケスケ」だったので覚えています。
事務所ビルと「量産型マンション」ばかりで愛想の無い高松の玄関が多少華やかになる気がします。
フェリーからみたらホンワカきれいかも。
公共交通が貧弱な香川なので駐車場はたくさん確保して欲しいですね。
さて、こういうのを見ていつも思うのは、構造解析の技術が進歩して思いつくたいていの形が出来るようになったのはいいけど・・・
「作るのが大変だなあ・・・」ということ。
思いっきりお金もかかるよね。
3次元の座標を追って構造材を組んでいくの、他人事ながらご愁傷さまですね。
←さて、建築予定地中央の白いテント張りの建物。
誰も知らないと思えけど実は20年くらい前に弊社、雑賀工務店が施工したものです。
最近、どこかが何千万かでテントの張替えしたばっかりだけど、たぶん解体。
ちょっと残念よのう~。
余談ですが・・・。
あのもめにもめたザハ・バディドおばさんの「新国立競技場案」。
ご本人がまさかのご逝去ですが、あれを少し小さくして(半分くらい?)持って来たらすごく力強くてかっこいいと思う。
基礎が出来たところで玉野とかのドックで例のキールアーチを組んでクレーン船で持ちこんだら
主要架構、施工3日!で終わりそう。
ぼくは今でもあれの「ウルトラ警備隊感」がすごく好きなのですよ。