まだ夏休みも始まったばかりですが、宿題にありがちな「読書感想文」が苦手なお子さまへ。
ここで年中本ばっかり読んでるおじさんがいい解決方法を教えてあげましょう。
前提として「自由課題」のみの場合です。
一番簡単なのは、アニメとか映画の「原作」を読んだことにすること。
逆にアニメとか映画を小説化したものでもいいかも知れません。
だいたい「あらすじ」とかストーリーそのものがわかっているので、とりあえず「あらすじ」を書きましょう。
「あらすじ」だけだと「これ、あらすじだけやん」と言われたりするので、
所々に「すごいなぁ!」とか「○○に感動しました」とか入れれば完璧です。
ただ「ラストシーン」とか違っているとまずいのでamazonとかのレビューを見てチェックはしておきましょう。
ただその丸写しはおじさんは感心しません。
奴らは結構深読みしているのでニュアンスで先生にばれる可能性が大きくなります。
わかりやすく言うと「日頃の○○くんと言ってることが違う、またはらしくない」と言うことです。
時々、カンの鋭い先生がいるので、このへんは注意しましょう。
なので、あえて「○○けんの」など「方言」とかを混ぜ込むとオリジナリティーが上がり多少評価もあがるかも知れません。
思った通りに書けばいいようなものなのですが、「さっぱりや」とか「面白くなかった」などネガティブな評価は一般的に「夏休みの宿題のイメージ」に合わないので、たとえ思っていても「書かない」のが大人の対応です。
まあ、とりあえず「用紙」を文字で埋めましょう。
「そして」とか「しかし」などを駆使して文章を長くしましょう。
大人になればわかりますが「提出」していることが大事で内容なんかほとんどどうでもいいんです。
お父さんたちが会社に行って作っている書類の99.9%は実はほとんど意味の無いものなのです。
でも書類は作らないといけない。
宿題と同じです。
大人も大変なわけです。
参考までに、とりあえず思いつく夏休み向けの作品というと創元社という出版社の「J・P・ホーガン」の「星を継ぐもの」。これは傑作なのでお勧めです。
浅田次郎さんの「プリズンホテルの第2巻」もいいかも。
いきがって芥川賞作品などの「純文学」に下手に手を出すと肝心の読書感想文が完成せず暗い夏休みになるどころか、後々の人生も狂わせたりするのでやめておいた方がいいかな。
より「ハイレベル」なところを目指す方は、有名学習塾のHPを参考にされるといいですよ。
もう時効だからいいんですが、おじさんは高校生の頃、今よりずっとグータラだったので夏休みの読書感想文は女の子に借りた「ハイカラさんが通る」というマンガをそのまま感想文にでっち上げて提出したのでした。