NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」が終わってしまった。
最終回、まさかの「夢オチ」という展開だったけど、小橋三姉妹は終始可愛く仲良く一生懸命で良かったですね。
実は「純情きらり」あたりからずーっと見ているのですが、 あの宮藤官九郎の傑作!「あまちゃん」以来、朝ドラは面白くなりましたね。(まれを除く)
さて、昨日はいつもの友達と高知の安芸へ「シラス丼」を食べに行ってきました。
うす曇りの高松を10時頃出発。
いつものように高速を走りながら行先を決めていたのですが、時間がありそうなので馬路村へも行ってみようぜ!となりました。
もう何年も前、今は松山在住のTさんが「いっぺん行ってみたいんやあ。」と言ってて、たぶんその後も行ってないと思うのでその替わりに行ってあげようというものです。
天気はいいし、涼しいし・・・いい季節になったわと思っていたら、高知に入ったあたりから31℃。
暑いぜ!。
高知は快晴。
まるで真夏のような雲。
10月の始めなのに焼け付くように暑い。
安芸で有名な「野良時計」。
イメージ的には、広ーい田んぼの中にポツンとあってみんなの役に立ってるのかなと思っていたけど全然違っていて、公営の駐車場の隣、市街地の端といったところにあった。
しかも下はレストランで、新品みたいに綺麗なわりに「壊れている」というもの。
「なんだかな~!」。
その駐車場に歌碑がありました。
安芸出身の方が「こいのぼり」の作曲をされたそうです。
「♪橘か~おる」という歌詞を見て「世の中、おそらく「タチバナカオル」という人おるよなあとかおっさん二人でくだらない会話。
そこから北へ200mくらいのところにある「廓中ふるさと館」というところでやっと昼ごはん。
ものすごくわかりにくい場所なのに満員なので驚きました。
もちろん「シラス丼」(900円)を注文。
一押しは「かき揚げシラス丼」(1,000円)らしいけど、油っぽい感じなので普通のにしました。
熱いご飯の上に、釜あげのシラスをふんだんにかけて、刻んだシソ、海苔をまぶし大根おろしを載せたもの。
それに「ゆずポン酢」をかけていただきます。
その「ポン酢」ですが、ポン酢と言うより、ほぼ「ゆずの果汁」です。
さすが高知ですね。
非常にさっぱりした爽やかな味で大変美味しゅうございました。
友人は柑橘系が嫌いなので醤油をかけていましたが、それも美味しかったそうです。
そして二人の感想 「これって、誰でもどこでも作れるよなあ。」
今治の「焼き豚玉子飯」、岡山の「蒜山焼きそば」と同じですね。
そのあと、ちょっと走って「馬路村」。
安田川に沿って登っていくのですが美しい清流です。
夏に水遊びしたら楽しそう。
山奥だけど標高は250mくらいと低くて、涼しいどころかむっとするほど暑い。
以前、読んだ本に「馬路村に入った瞬間、道がきれいで驚く」なんて書いてありましたが実際はそんなことも無く、寂れた普通の山村です。
誰一人歩いていない。
温泉はすごく泉質が良くツルツルになります。
半露天温泉もいい。
ここも川から丸見え。
無駄にツルツルのおっさん二人出来上がりです。
ただ、もう少し涼しければ良かったけどね。
女性には「バラ風呂」があるらしい。
この「普通のお姉さん」がリアリティがあっていいですね。
この書体とか村で統一しているらしくイメージ戦略の成功例でしょうね。
実際、そこに立つとたいしたことないんだけれど、少なくとも関西では「馬路村」は認知されているし、ブランドとしては確立されていますよね。
プロデュースした人が非常に珍しい「本当のプロ」だった訳です。
良かったですね。
ただっ広い太平洋の水平線と長く黒い砂浜。
高知はホントにいいところです。
高松の駅前に着いたのは夕方6時。
8時間で結構いろんなこと出来る訳です。