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初めてのうどん屋。
2023-05-18
現在工事中の現場で「昼のうどん」の話になり、軽天屋の営業のF氏が言うのには
「近くで言うと「わたや」がお勧めやで。」とグーグルマップを見せてくれたので行ってみました。
で「この辺やったかなあ。」とだいたいのあたりをつけて行ってみたのはいいものの「結構遠い」。
しかも西からアプローチすると中央分離帯のせいで浜街道を一度東へ行って折り返して来なくてはいけない。
駐車場は3つくらいあってかつ広い。
わたやは「綿谷」と書くらしい。
そしてものすごく並んでいる。
けど、回転は良くてすぐ入れました。
その営業さんお勧めの牛肉と豚肉ミックスの
「スペシャルぶっかけ・冷・小」570円を注文してみました。
受け取ったら「重い!」。
「これは多いなあ。」と思ったら案の定で中からいくらでも麺が湧いてくる感じ。
「小」でもたぶん普通の店の2玉分はあると思う。
上に載っている牛肉も豚肉もカリカリで美味しかったです。
というわけでお腹いっぱい。
女の人や小食な人なら「小」でも食べきれないかも。
30数年くらい前から「タウン情報 かがわ」の「ゲリラ うどん通ごっこ」の影響でだいたいのうどん屋を廻ってきたけど、まだまだいろいろあるんだなあと思いました。
まあ廃業したのも多いし新規のはそれ以上に多いからねえ。
惜しい、ホントに惜しい話。
2023-05-17
今、某店舗の修繕工事をしています。
今日は左官さんと大工さんがそれぞれ時間をずらして来る予定だったので待ち時間に読もうと棚から1冊。
山根一眞「メタルカラーの時代 4」。
この冒頭から「阪神大震災当日 1995年1月17日」の話で始まり「その日」に急遽お願いしたという東京海上研究所 下河辺 淳さんのインタビューから始まります。これが何と言うか卓越した見識とでもいうのでしょうか。
今読んでも全然古くなく素晴らしいものです。
次がその地震で神戸製鋼第三高炉が「全電源喪失」により爆発寸前までいったのを手動でガスを抜きなんとか難を逃れ、その後復興していくという非常に読み応えのあるダイナミックなお話です。
この場合は「一応、冷えていく方向」の災害でまだ良かった。
その16年後の東日本大震災の際、原発が津波で皆さんご存じの「電源喪失」に陥り冷却が出来なくなり核反応が暴走。
海水を入れてもどうしようもなく、あっという間に水素爆発を起こし建物が崩壊し大量の放射性物質が大気に放出されてしまうという大事故・大惨事に発展してしまいました。
せめて東京電力の責任者の誰かがこれを読んで「まさかのことは起こりえる」と万が一の場合にどうにかして原子炉を「冷やす」対策をしていればと思わずにはいられません。
高炉という巨大システムでも地震の一撃でこんなことになるんだと。
16年も時間があったのにねえ。
東電の歴代社長たちは刑事罰は逃れたけど、何かできたことがあったんちゃうかなあ。
惜しい、ホントに惜しいと読むたびに残念でなりません。
高知で初カツオ。
2023-05-15
きのうの日曜日の朝、「シューイチ」を見つつ外を見たら「これは雨は降らんなあ。」ということで高知へ初カツオを食べに行くことにしました。
まあGWは体調不良で家に閉じこもってほぼ何もしなかったし、さすがに今日はすいているだろう・・・ということです。
思いつくのが遅かったので家を出たのは結局9時30分過ぎ。
高松中央ICから高知道へ。
高速道路はめっちゃ空いていました。
「さて、どこへ行こうかなあ・・・。」と考えながら走っていて結局中土佐の「黒潮本陣」の「前」でカツオのタタキをやっている「黒潮工房」に行くことにしました。
着いたのが11時40分とちょうどいい時間となりました。
案の定、人も少なくていい感じ。
注文して出来るまでの間、ワラでカツオを焼いているのを見てました。
さっと焙るのではなく、けっこうじんわりと焼く感じ。
ワラの焼ける匂いが香ばしい
。
「ご飯(並み )+タタキ8切で1,500円。
まだ温かくて最高。
当然ながらもうめっちゃ美味しかったです。
やっぱり「カツオのタタキ」というは高知で食べるに限ります。
この前、旅先の指宿で食べた「枕崎産のカツオのタタキ」というのが僕が思っていたものと全然違っていたのでなおさらかな。
そのあと、デザートに下の道の駅でイチゴのアイスクリームを食べて大変満足。
これ470~80円くらいなんだけど、イチゴもみっちり入っていてすごく美味しくてお得でした。
この時点でまだ1時前くらい。
このまま帰るのもなんなので1月に友達と梼原に行ったとき知った「奥四万十温泉郷」の一つ「松葉川温泉」に行ってみることにしました。
梼原からは遠かったけど、ここ中土佐からならまだ近いだろうということです。
山の中だけど、ナビで見てみると30キロくらい、40分くらいで行けるらしい。
海岸から遠ざかって高知の山の中へ入って行く感じで走るのですが、意外に集落がずーっと続いていてそこそこ賑やか。
もっと「ポツンと一軒家」的なのかなと思っていたので拍子抜け。
道も広く普通に到着しました。
松葉川温泉。
温泉棟とホテル棟で構成されています。
駐車場も広い。
入湯料金は700円。
希少なJAFの割引がありました。(50円)
泉質はお肌がツルツルになるヤツで大変よろしい。
特に露天風呂は最高で前に川が流れていて対岸は山。
川の水音と山の緑が爽やかで美しい。
そしてやや深めの浴槽に浸ってボーっとしていると「あ~、癒されるなあ・・・・。」な感じです。
他に平均よりはかなり熱めのミストサウナと水風呂もあり、シャンプー、コンディショナー、ボディソープも付いていて大変お得となっています。
30分くらいで出てきたんですけど、やたらに温まるお湯で汗が出続ける。
吹き出る汗をふきふき帰りは四万十ICから高速に乗って、途中南国ICで恒例の「いも天」(450円)を買って帰ってきました。
高知は初夏を想わせるスッキリ、クッキリのいい天気だったのに山を越えて川之江に入ったあたりから雨。
珍しい。
家に帰ったのは5時20分。
日が長くなって「長く遊べる」いい感じになってきましたね。
総走行距離は402キロ。
愛車プリウス30君も気温が上がって調子良くなりほとんど高速だったのに24.5キロ/リットルと好燃費でした。
二人で1万円ちょっとくらいで楽しめる大変いいお出かけでした。
最近読んだ本 ドン・ベントレー「シリア・サンクション」
2023-05-11
最近、地震とか稚拙極まりない強盗事件とか教師の殺人とかむちゃくちゃですね。
地震は仕方ないとしてもなんかバカばっかりなので「道徳」もいいけどごく初歩的な「刑法」の授業をしたらいかがでしょうか。
仕事をしていたら体調も急に良くなってきて「あのGWの不調はなんなん?。」な今日この頃です。
そんな中読んでいた本 ハヤカワ文庫 ドン・ベントレー「シリア・サンクション」。
実はラジオで聞いて「ちょっといいかな。」と思った向田邦子の「あ・うん」を買いに行ったんだけど手に取ると本は薄くストーリーもなんとなくは知っているので「やめよう。」
代わりに分厚くたぶん悪いヤツを撃ちまくるであろう、この「シリア・サンクション」を買ってみました。
まず冒頭、主人公マット・ドレイクのシリア内の資産(協力者家族)の情報が洩れ幼い子供もろとも惨殺されてしまう。
更にその救出作戦も失敗して部下は撃ち殺され盟友は身体障碍者に。
そして大統領選挙まで数日となりこれが表に出ると再選も危うく、それにCIAも絡んでややこしい、そんな中、敵方の化学兵器開発者がアメリカ側へ寝返るという情報が入りマットは心の傷を負いつつ悪いヤツばっかりのシリアからそいつの脱出に手を貸すために再びシリアへ赴くというお話です。
なんせ「分厚い」ので高い。文庫なのに1,400円くらいして安い単行本と変わらない。
全編を通してレインジャーであるマットの1人称でのモノローグが多くやや面倒。
これがなんかよくわからないアメリカ独特の言い回しが多く、それを僕にでも分かるように訳した訳者さんは偉い。
この手の本を読んでいると9.11以来アメリカ人が残忍きわまる狂信的イスラム教徒を心の底から嫌っていて出来たら殲滅したいんだろうなあというのがよくわかります。
(まあ世界中で好きなヤツはいないんですけど。)
ジェイソン・ボーンとかイーサン・ハントやフランク・マーティンみたいにかっこよく鮮やかでもないけど「生身の人間」が戦っている感じがいいですね。
主人公マット・ドレイクはいろいろ不運と悲惨なことがあってとうとう絶体絶命の窮地に陥るんですけどラストは西部劇によくあるように「騎兵隊」がやってきたり日本映画の「健さんの堪忍袋の緒が切れる」感じでハッピーエンド?なのでご安心してお読みください。
素晴らしい冒険活劇小説です。
なんか「イラク・コネクション」というのも出ているようなので買ってこよう。
日本の衰退の原因。
2023-05-10
ちょっと前の話だけど、もう延々20年くらい工事していた国道11号線、豊中ICからゆめタウンまでの4車線化の工事が終わったので香川河川国道事務所がドローンの映像をネットにアップしたら「法規に違反」していて即引っ込めたらしい。
それと言うのが車が走っている上にドローンを飛ばしてはいけないという国交省自身が定めた法律に違反していたそう。
バカみたい。
僕も62歳になって思うんだけど日本って「何か新しい技術」が出来る度に「管理する団体(目的は天下りと集金)」を作っては「規制しまくる。」のを繰り返して結局技術が育たず衰退して行ってると思う。
スマホもドローンも自動運転も80年代初頭の勢いからすれば本来は日本から出てくるべき技術だったと思う訳です。
日本の技術の衰退の原因の一つとして、マスコミがずっとやっている何か一つ失敗したらとにかく犯人捜しをして追い詰めるというのをもういい加減止めないといけない。
ハイブリッドの先駆けとなったプリウスも出た当初はブレーキが効かないとかいちゃもんを散々つけられてました。
それも現実にあり得ない「30度の坂」で。(2009年の4月ころの新聞より)
もうずっと「理解が出来ないから反対!」という訳の分からない理屈がまかり通っているのは嘆かわしい。(特に子宮頸がんワクチンですね。)
大昔、確か朝日新聞のコラムで読んだ気がするんだけど「そもそも記者は文系が多いので科学的なことは最初から理解出来ない。」ということらしいけどね。
中国みたいに人命を何とも思わないのはダメだとは思うけど、アメリカでも自動運転による事故にはある程度は寛容みたい。
若い技術者が挑戦できる社会であって欲しい。
なのでこの先、細かいことに突っ込まず失敗することを許す、失敗した原因を探る社会にしないと人も劇的に減っているしホント日本の未来って真っ暗だと思うわ。
散々な今年のGW。
2023-05-08
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
うちは5連休が終わり今日から仕事です。
連休が始まる前に書いたけど「めまいと軽い吐き気と頭痛」で僕個人としては散々な連休でした。
なんか頭がフワフワしているので「バイクで遠くはちょっとなあ・・・。」ということで5月3日は会社へバイクを持ってきてバイク磨き。
まずサンダーで粗々磨こうとするんだけど、なんか手に力が入らないというか集中できなくて危ないので断念。
ダラダラと手磨きしました。
しばらく磨いていたんですがやっぱりイマイチ集中できなくて中途半端に終了。
サンダーのバフ跡がムラで残ってしまったけどそれを直そうという「やる気」が起きないわけです。
イカンですなあ。
まあ、これはそのうち磨き直そう。
結局「まともに出かけた」のは小豆島の実家に帰った5月4日のみで、「ちょっとマシになったかなあ。」と翌日の5日は高松市美術館へ「お洒落北欧家具」を行ったのですが途中で気分が悪くなり早々に帰宅となりました。
北欧の家具というのは、それなりにお洒落なんだけどなんせ古いので「もう見飽きた感」もけっこうあるんよね。
ガラスの鳥のオブジェ。
それなりに可愛いけど、体調が悪いと
「それがどしたんや。」くらいにしか思わない。
ただ最近のテキスタイルデザインは新鮮で良かったです。
外のショップは何の変哲もないステンレスの「フォーク」を1本2,500円くらいで売っていてぼったくり。
燕市あたりのカトラリーセットの方が出来も遥かにいいと思った。
残り2日となった土曜日、「・・・もしかしたら温泉に入ったら治るかも・・。」と車の運転は出来るので土日はそれぞれ温泉に行ってみたけどたいして状況は変わらず。
そして昨日の夜、腰痛の時、病院で貰ってきた「ロキソニンテープ」をもしやと両肩に貼って寝てみたら今朝になってかなり改善。
久しぶりにフラフラ、フワフワしないのは気持ちいい。
両足がしっかり地面に着いている感じがいい。
早く気づけば良かった。
結局「重度の肩こり」だったみたいです。
やっぱり健康って大事なのとある程度のストレスは必要みたい。
「もし無職になってすることが無くなったら僕は確実にボケるよなあ。」と切実に思ったGWでした。
GWとバイクのオイル交換。
2023-05-01
先週の29日からGWが始まりました。
なんか街を走ってる車がやけに多い気がいたします。
僕はと言えば恒例の「大きな現場が終わった後の体調不良」で頭痛とめまいでなんかイマイマチ。
旅行は何とか持ちこたえられたけれどここへ来て何もする気が無くなってしまいました。
29日は雨も降っていたのでホントに家から1歩も出ずTVとネットを見ていたら1日終わってしまいました。
さすがに2日目は「こんなことではイカン!。」と最近これも恒例の年に1回の愛車のバイク、Kawasaki ゼファー750のオイル交換をすることにしました。
約30年前、買った当初は嬉しくて季節に1度オイル交換していたんですけど、だんだん億劫になり半年に1度が長く続いた後ここ5年くらいは暑くなる前の年に1度となっています。
去年の5月1日にオイルとオイルフィルターを交換。
走行距離 61,698Km。
そして昨日で63,324Km。
しょっちゅうバイクを出してあちこち走った気がするんですけど結局1年間で
1,626キロしか走って無かったのでした。
最近では徳島市内まで行ったりしたので「2000キロくらい走ったかも・・・」と思っていたのにねえ。
今回のオイルはHKSの10W-40にしてみました。
Amazonで5000円弱。
もう市場は0W-20などの省エネオイルばかりで10W-40というのはかなり数が少なくなってきましたね。
それと近くのイワサキで買ってきたオイルフィルター1,000円くらいで準備完了。
オイルを排出してみましたが、まだ全然透明度を保っていて「まだまだ持ちそう」な感じ。
1,600キロしか走ってないので強いて言えば全然オイルフィルターを替えるまでもないんだけど最近1年に1回なので交換しておこうかなというところ。
ただし、エンジンの設計が古く今風のカートリッジではないため手がオイルまみれになるので毎回難儀します。
みんなどうやっているんだろう・・・。
フィルターを外してみたら「新品」みたいなのが出てきたけど交換。
フィルターを受けるトレイみたいなのがあるんだけど、それもほとんど汚れて無かった。
ただ今回のフィルターはゴムが若干硬く、入れるのに苦労しました。
結局は入ったけど。
HKSのオイルは透明度が高い。
今回もだいたい3.6Lくらい入りました。
余ったヤツは後日ちょびちょび足していくわけです。
オイルまみれの手を洗って本日の日付と走行距離を書いて終了。
また来年のGWにオイル交換しよう。
エンジンをかけると「すごく静か」。
見た目はきれいでも空冷なのでオイルは傷んでいたのかもですね。
ヒマなので家の軽四も磨きました。
久しぶりにセラミック粘土処理したらツルツルになりました。
これも買って10年くらいになるんだけど4万キロも走っていないのでまだまだ頑張って欲しいものです。
このあと近くの温泉に行ってサウナに入ってさっぱりした後ビールを飲んで1日の終わり
。
まあまあかな。
たまには旅行 熊本編②とまとめ。
2023-04-28
久々に行った旅行も終わりが近づいてまいりました。
4日目は熊本城の近くのホテルからまず高千穂峡へ行って黒川温泉で泊まるというプランです。
香川から外に出る度に思うけど「よそは水が多い。」
特に九州は道端から水がザバザバ湧いていたり滝から水がバサバサ落ちていて「なんかもったいないなあ。」と思ってしまいます。
朝の9時過ぎにホテルを出発。
ひたすら東を目指します。
熊本市の中心地は電線が無く景色が非常にスッキリしていてとても垢抜けしていてきれい。
そしてさすがの70万都市なので延々と店舗が続き車も多く活気を感じますね。
道の駅へ寄ったりしながら35キロくらい走って大きな橋を渡って南へ右折。
快晴の下、阿蘇山の外輪山を右後ろに見ながら走っているととても快適。
なかなか写真では表せないけど雄大で「奥行き感」が凄い!。
ここは先日買った「ユーミン万歳!」(3枚組)を聴きながら走っていたのですが
特に「ルージュの伝言」「埠頭を渡る風」とかホントにこの景色にぴったりで実に良かったですねえ。
昼前に高千穂峡に到着。
高千穂神社のすぐ上にある道の駅で昼ごはん。
すでにかなり暑いので「ざる蕎麦」を食べてみたんですけど「妙に硬かった」。
美味しかったです。
そのあと高千穂神社にお参り。
なんせ九州は神様が初めて地上に「降り立った」場所なのでなんかいい感じです。
「天孫降臨」というヤツですね。
九州の神社の御神木はどれも太くて高い。
気候のせいかなあ。
なんかありがたみがありますね。
そこまでは良かったのだけど、そこから高千穂峡までは約800mもあるらしい。
スマホの地図で見てみると「すぐそこ」なので歩き始めたらひたすら谷底へ降りていくことになりました。
何回かヘアピンカーブを曲がってやっと到着。
腕時計の高度計を見ると50m近く下った模様。
←よく見かける風景でしょ。
これもまた「これがあれかあ・・・。」という感じ。
「降りたら登らなければならない。」
当たり前ですが、これがかなり大変で歳とって足が悪くなる前に来れて本当に良かった・・・と思いました。
そこを出て今度は北へ向かって走ります。
途中で何もないところにある屋根の付いた立派な橋「阿蘇望橋」というのを渡りました。
これがなんであんな所に唐突に出てくるのかやっぱり謎。
農免道路というか山の中の道を1時間ちょっと走って「黒川温泉」の今夜の宿に到着。
これが幅4m無いような道をたどった山奥で「ナビが間違ってる?」と疑心暗鬼で走った先に今夜の宿がありました。
前面道路は激狭なのに門の奥は広くて山の起伏に合わせて本館やら離れ群やら渋い施設が建っていてびっくり。
割と早く着いたので指宿の「砂蒸し」ともう一つの目標 黒川温泉の「湯めぐり」に出かけました。
ここは温泉街の中心からちょっと離れているため車で送ってもらいました。
1300円で「木札」を買いたくさんある宿のうち3カ所の露天風呂を楽しめるというものです。
歩いている人は多いけど、僕が行ったところは無人で独占状態。
いやあ、気持ち良かったです。
車を走らせていてこわばった筋肉がほぐれます。
もう1カ所は白濁したお湯。
ここもだれもいなくていい感じ。
源泉がどこも70度前後のことで、どこのお風呂も42度くらいとかなり熱めでした。
入り始めはふくらはぎが熱さでジンジンします。
けど、これがまたいいのよねえ。
夜は夜で部屋付きの露天風呂。
浴衣をパッと脱いでチャポンと浸かる。
気持ちいいですねえ。
こんなのが家にあればいいのに。
ただし、翌朝には底に白い「湯の華」がかなり溜まっていて、これを毎日毎日掃除するのかと思うとこれはこれでけっこう大変そうです。
もちろん本館にある「大浴場」にも入ってきました。
もちろん食事も最高!。
おいしい、めっちゃ美味しい。
こんなの毎日食べてたら絶対早死にするわ。
黒川温泉の評判は何年も前から耳にしていたけど実際来てみるとやっぱり良い。
統一感と高級感と特別感でしょうか。
ここまで来る道中で何カ所も「○○温泉」「○○温泉郷」というのを見てきたけど「ここだけ」特に流行っている理由が分かった気がいたしました。
翌朝も快晴。
日頃の心がけ・・ですねえ。
もう今日は別府港へ行くだけなので朝はゆっくりして9時半過ぎに出発。
湯布院の北側を通って別府に到着しました。
別府湾。
これでまだ昼前なので別府インターのすぐ近くの温泉にも寄ってみました。
九州は「家族風呂」が多い。
しかも2500円くらいと安い。
四国では松山のあたりにちょこっとあるだけで、あまり見かけませんよね。
別府港では就航してまだ1週間くらいの新造船「サンフラワーむらさき」も見ました。
これは「大阪~別府」航路です。
この船もデカいです。
港の近くで昼ご飯を食べて14時の宇和島フェリーで四国 八幡浜に渡りそこから210キロ走って午後8時前に無事帰宅しました。
今回乗った宇和島フェリーの「れいめい」も昨年6月に就航した新造船ですごくきれいでした。
最近、新造ラッシュなんでしょうか。
今回、わざわざ神戸まで行き長距離フェリーを使って宮崎まで行って、あとは自分の愛車でひたすら走るという割と変わった方法の旅行でしたが、これ以上無いくらいに充実して楽しかったです。
指宿、黒川温泉の宿は「部屋に露天風呂が付いていること」熊本の宿は「熊本城に近く、自前の駐車場があること」という条件でJTBのお姉さんにお願いし、フェリーの予約も含めて見事にその条件をこちらの要望、予想以上に叶えてくださいました。
自分で個別にネット予約では労力を考えても絶対不可能な組み合わせでした。
なので本当にJTBには感謝しております。
5泊4日の旅行でもその日に行くところは朝起きて決める、または車で走りながら決めるといういつもの「温泉同好会」と同じスタイルでしたが僕にはこれが合ってますねえ。
そして九州の温泉はどこも素晴らしい。
念願の「火山性温泉」に入れてすごく嬉しい。
日頃行っている四国の温泉は色を失ってしまいます。
岡山から新幹線に乗れば4時間で鹿児島まで行くし、費用も2万円くらい安いのですが絶対船で行く方が楽しいし刺激的ですね。
ちなみに総走行距離は1,104.1kmでした。(ちなみに「宮崎フェリー」神戸~宮崎間は504キロらしい。)
・・・お金貯めて次は「舞鶴~小樽」の新日本海フェリー(224m 30.5ノット(軍艦並み))に乗りたいなあ・・・。
たまには旅行 熊本編①
2023-04-27
指宿を出て街路樹が「フェニックス」のバイパスみたいなのを通り(これがすごくきれい)高速に入って熊本に向かって北上。
ただ、これも普通に走ると昼過ぎくらいに宿に着いてしまうので「ウッチャン」のふるさと「人吉」で降りて「青井阿蘇神社」というのが有名らしいので寄ってみることにしました。
人吉ICを降りたらすぐ到着。
駐車場は広くて助かります。
なんと門は茅葺でした。
よく今まで燃えなかったもんですね。
本殿も茅葺。
いい感じじゃないですか。
すごくご利益ありそう。
お参りをして御朱印をいただきました。
その本殿の向かって右側でなんか工事をしている。
屋根のモックアップがあるので見てみると鋼板葺きの上にステーを取り付けて、それに「木」を装飾として取り付けるらしい。
「何やこれ、こんなことしたら雨漏りのリスクは増えるし、木もせいぜい3年くらいしか持たんでなあ。」とか言ってたら・・・
設計は何と!隈研吾さんでした。
御みそれいたしました。
高知の山奥だけじゃなく、こんなとこまで来られてるんですねえ。
さすが売れっ子建築家!、凄いですねえ。
そのすぐ近くを流れている球磨川。
氾濫しては被害を出しているので有名。
たしか2,3年前も溢れてたいへんだったはず。
見た感じは水もきれいで特に急流というわけでもなくごく普通の川でした。
スマホで見てもそれ以外人吉には何も無いそうなので再び熊本に向けて高速に乗りました。
午後4時前にホテルに到着。
すぐ近くの「熊本城」を見に行きました。
これも「お城が特に好き
」というわけじゃなくて「どうやって修復したのか」を見たかったからです。
閉門が午後5時で時間も無いので、車はホテルの駐車場に置いてタクシーを呼んでもらってチケット売り場の前まで送ってもらいました。
我ながらいい作戦でした。
受付から本丸にかけて立派な見学通路が出来ていて、これだけで何億円もかかっているはず。
もう修復は終わったのかと思っていたけど実際はそうでもなくて、こんな感じであちこちまだ手もつけてないところが多い。
この石垣を直そうと思ったら上の建物を一旦解体となるので面倒そう。
土台も折れているので数年がかりでしょうなあ。
石垣こそ崩れてないけど漆喰がハゲハゲ。
これを直すのも漆喰がうんたらかんたらで大変そう。
シルタッチでも吹いたら1週間くらいで直って「見た目」は同じなんですけどね。
先の大地震の際、最上階から瓦が落ちる際の埃が立ち上って悲惨だった本丸。
みんな、それで大騒ぎしていたけど実際はRC造なので言い方は何だけど
「実物大模型」みたいなものです。
しかも丈夫!。
実際直す方もこれだったから制振ダンパーを入れることが出来たりとかなりの部分で助かったはず。
姫路城みたいに「純木造」だったらいまだに「棟上げ」さえ出来て無いかもね。
中も新築並みにきれいになってました。
内部の展示物はかなり凝っていて見応えあります。
たぶんここは耐火建築物なので沖縄の首里城みたいに建物と一緒に燃えて無くなることもなくて安心。
見終わった頃には閉門間際の5時近くになっていました。
「セーフ!。」
お城の敷地の中に高校があるらしくたくさんの生徒の皆さんが下校されてましたけど「坂の上の学校」とか「お城の中の学校」ってなんかロマンがあってかっこいいですよね。
高松でJTBのお姉さんに「ホテルは熊本城から歩いていけるくらいのところで」とお願いしていたので本当に近く、歩いて20分もかからず帰ることが出来ました。
この日も「○○記念」ということでホテルより冷蔵庫にはビールが。
JTBのお姉さん、Good Job!。
嬉しいものですね。
熊本編②につづく。
たまには旅行 鹿児島編。
2023-04-26
霧島神宮から南下して桜島を左手に見つつ指宿へ。
旅行2日目の午後3時頃指宿の宿に到着しました。
宿の部屋から砂蒸し会館の砂浜を見ると波打ち際から湯気が上ってる。
「すっげー!!!。」
即「大目標!」である「砂蒸し風呂」へ行くことにしました。
だいたい指宿の宿と言うのは「砂蒸し会館」の近くに集中しているらしく僕のところもそこから5分もかからない場所でした。
写真だと人の気配がないのだけど、実は観光客でいっぱい。
この「砂蒸し会館」のシステムというのが実にうまくできていて
入る→浴衣に着替える→サンダルに履き替える→海岸へ降りる→砂浜に寝っ転がる→砂をかけられて10分蒸される→自分で起き上がって「浴衣」の脱衣所へ行って全裸になる→シャワーで砂を洗い流す→ちょこっと温泉につかる→元の服に着替える→退出・・・というもの。
念願の「砂蒸し」なわけですがめっちゃ面白かったです。
まず海岸に建てられた小屋の中の砂の上に立つのですが
「地面がぬくい!!!。砂浜がぬくい!!!!。」
っていうかけっこう熱い!、ものすごく不思議な感じ。
こんなの初めて!。
で、お姉さんの指示で寝転がり砂をかけられるのですが、思ってたより砂の粒が大きく思ってたより大量!で重く身動きが全く出来くなります。
そして背中は更に熱くなる。
壁にかかっている時計で自分で10分計り、そこそこ汗をかいたところでなんとか起き上がり、シャワーと温泉で砂と汗を洗い流し気分爽快!。
大変不思議で大変いい経験でした。
やっぱり行ってやってみるもんですねえ。
夜は部屋に付いている露天風呂に散々入り、さらに大浴場と大露天風呂にも入り指宿を堪能いたしました。
念願の中四国には無い「火山性温泉」です。
ご飯も美味しい。
ただ、この手の旅館の夕食の常で「きれい」「豪華」「美味しい」はいいんだけどなんせ「量が多い」。
僕は男でも小食気味なので「もったいない」と「もう無理!」のはざまで揺れるわけですよ。
(山陰に行くと散々食べた後「カニ雑炊」というが出てきてひっくり返るけどねえ。)
そして今回は「ある記念」で行ったので旅館の方で「ご記念に焼酎を差し上げます。」と言われたけど「申し訳ない、私、焼酎は飲めないので。」と丁重にお断りしたらすごく驚いた顔されていました。
・・・みんながみんな「焼酎飲むとは思うなよ」・・・・。
代わりにビールにしていただきましたけどね。
翌朝はあいにくの雨。
3日目の宿は熊本城の近くで200キロ以上あるんだけど、宿からわずか10キロくらいのところに「JR日本最南端の駅」があると言うので行ってみました。
特に鉄道が好きと言うわけでもないんですけど変わったものは見ておきたいですね。
「JR西大山駅」に到着。
近いのであっという間に到着しました。
この構図はTVとかでも散々見た感じで
「これがあれかあ・・・。」ですね。
どうでもいいのに六角精児さんの顔が浮かんでまいりました。
すぐ向こうには開聞岳が見える。
山頂まで見えないのはやや残念だけど畑の中からひょこっと伸びてる感じは香川の飯野山にすごく似ていておかしい。
ただし規模は2.5倍くらいのかんじで、やっぱり大きいです。
雨も降っているし一目見れば十分なので30秒くらいで撤収。
ナビが今度はこっちから行けというので「指宿スカイライン」というのを通って北上することになりました。
あの「イッシー」で有名な池田湖も見ました。
ぐるりを山が囲っていて「カルデラ湖」でした。
大ウナギがいるそうですよ。
この「指宿スカイライン」、標高が高いところを通るのであちこちに「展望台」があるんだけど雲の中なので何も見えずちょっと残念でした。
ナビの設定を間違えて、やや西に行ってしまったけど途中で気が付いて補正。
北上して再び宮崎県に入り熊本県にはいりました。
「えびの」を過ぎて熊本に入ったあたりで晴れ始め人吉に着く頃にはそこそこ晴れてくれました。
結局4泊5日のうち雨に降られたのは神戸へ行く途中の淡路島の真ん中あたりとこの日の朝の3時間だけでした。
「晴れ男」ですから。
続く
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雑賀工務店
〒760-0074
香川県高松市桜町2丁目8番10号
TEL.087-833-5544
FAX.087-837-3565
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