きのうの午後、ストレス解消に愛車ゼファー750でソロツーリング。
先週走り損ねた前山ダムの横を「適度なスピード」で走って193号線に出て、道なりに脇町の方へ走る予定だったのだけど、大窪寺へ曲がる車を見ていたら旧多和の小学校の窓が全開になってる。
たしか何年か前に「天体望遠鏡を集めて展示している」というのを新聞で読んだ気がする。
だけど「予約制」だったような・・・。
と思ったけどダメもとで行ってみようと信号を左折して行ってみました。
なんと言うか、思っていたよりきれい。
廃校になった学校ってたくさんあるけど、こういう風に使ってもらうと建物も喜ぶというもんだ。
おそるおそる受付へ行ったら普通に入れてくれた。
係りのおじさん、めっちゃ親切。
反射望遠鏡群。
どれも口径が大きくやっぱりプロ仕様。
買うととんでもなく高いけど、逆に維持できないものをもらってくるというのはいいアイディアだと思う。
ただし持ってくるだけでも大変だけど。
望遠鏡の構造というのは基本変わってないけど、技術は日進月歩なので、アナログな制御とか観察装置では追いつかないんだろうな。
口径60センチのカセグレン式反射望遠鏡。
でかい。
これを大串半島に置いてで海の向こうの小豆島とか行き交う船を見たらめっちゃ見えそう。
屈折望遠鏡群。
望遠鏡らしい望遠鏡だけど大口径は苦手。
ガラスの屈折率による色収差の問題とか鏡筒の剛性とかの問題があって25㎝くらいがいいとこかな。
この辺りはほとんど「ニコン」。
たぶん新品の時はとんでもなく高かったはず。
現役を終えて「ご苦労様」といったところです。
改修して「生きている」ヤツ。
30㎝くらいかな。
この望遠鏡の「台」を赤道儀と言って斜めのところを地球の「回転軸」に合わせると、一つのギアを地球の自転に合わせて回すだけで常に視野の真ん中に目標の天体を維持できるという優れもの。
機械としては単純で、いかに重く剛性を保ち滑らかに動かすというのが大事なんだけど、一番難しいのが「地軸」と正確に合わせること。
僕らの時代は「極軸望遠鏡」などという気の利いたものが無かったのでセッティングに大変な苦労をしたものです。
また、接眼レンズもなかなか貴重なものがたくさん有り。
入場料300円と格安。
僕みたいに「天文、機械オタク」には必見な博物館でした。
いいもの、見せてもらいましたよ。
お勧めです。
そのあと脇町まで走って西へ向かい途中で右折して438号線で帰ってきました。
まあまあのワインディングロードで良かったけど、なぜみんな「三頭トンネル」でぶっ飛ばすのだろう。
40キロ制限なのにみんなとんでもないスピードで走ってる。
長く暗い下り坂のトンネルで後ろに車でぴったり付かれると怖い。
そこを出たら「エピアみかど」。
車だったら温泉に入って帰ったのになあ・・・・。
このルートで、だいたい100キロ。
今回は「エコラン」を試してみた。
レッドゾーンが10,000回転とところをずっと3,000回転くらいで走ったのでたぶん20キロ/リットルは走ったはず。